廃校活用で持続可能な農業を目指す!淡路島の白いちご淡雪

2022.06.20


【淡路島の太陽の恵みをたっぷり浴びた、白いちご「淡雪」】

かわいらしい淡い桜色の見た目に、甘くて芳醇な香りが特徴の白いちご。
なかでも私たちの育てている『淡雪(あわゆき)』は、酸味が控えめで甘さを強く感じやすく、いちごの酸っぱさが苦手という方や、お子さまでも食べやすいととても人気の品種です。

私たち浜田化学が淡雪を育てているのは、日照時間の長い淡路島。
太陽の光をたっぷり浴びて育った淡雪は、大きく、濃厚な甘みと香りが特徴です。

通常白いちごは、赤いいちごに比べて甘さがあっさりしているという印象を持たれることも
多いのですが、浜田化学の白いちご淡雪はとても濃厚な甘さで、
これまで帝国ホテル東京様のいちごビュッフェや、ミシュラン掲載店の割烹料理店で
デザートにご利用いただいた実績もあります。



【ミシュラン掲載店も認めた、濃厚な甘さの秘密】

浜田化学の白いちご淡雪の濃厚な甘さの秘密は、「糖酸比」へのこだわり。

果物の甘さを測る基準に「糖度」がありますが、一般的に「美味しい」と感じるには
実は甘さ(糖度)だけでなく、酸っぱさ(酸味)とのバランスがとても大切です。

ただ甘いだけのもの、酸味が強すぎて食べづらいものは、
「美味しい」と感じられにくい傾向にありますが、
しっかりとした甘さに程よい酸味が加わることで、甘みが引き立ち
濃厚な味わいになります。

浜田化学の白いちご淡雪は、収穫の都度糖酸比を数値化し、
いちごにとって糖度と酸味のベストバランスと言われる16度以上を目指して栽培しています。



【なるべく農薬を使わない、地球にもカラダにもやさしい白いちご】

もうひとつの浜田化学のいちご栽培が目指すところは、なるべく農薬を使わない栽培です。

淡雪栽培を始めて5年目になるヒデさんはじめ、携わって下さっている農家さんの丁寧な管理栽培によって、昨年は農薬の使用量を通常の2分の1以下にまで減らすことができています。

また、土は「バーク堆肥」という樹木の皮を原料とする堆肥を使用。
原木から剥がれ落ちてしまった樹木の皮をリサイクルしてできており、土壌改良効果が高いのが特徴。
木から土へ、土から木へ、自然の中で循環する環境にやさしい素材にこだわって使用しています。



【「食と環境で世界を救う」白いちごで実現したい持続可能な未来】

ところで、私たち浜田化学が一体なんの会社なのかというと、
ご存じのとおり廃油回収リサイクルを中核事業とする会社。

コンビニや飲食店から使用済みの天ぷら油を回収し、
飼料やバイオディーゼル燃料、ハンドソープにリサイクルしています。

「なぜ、廃油回収の会社が農業をしているの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

それは、私たちのお客様である飲食店で「持続可能な食のリサイクルループ」を実現したいという想いから。

私たちは現在、飲食店から出た廃棄物(廃油)を回収し、ハンドソープにリサイクルして飲食店に還元する、資源循環の仕組みをつくっています。




今後はさらに、飲食店で使う食材も資源循環のループに入れようということで、
●飲食店から出た廃油をバイオディーゼル燃料にリサイクルし作物を育てる際の電力に利用
●廃油や食品残渣を肥料にリサイクルして利用
することで、廃棄ゼロの持続可能な農業・飲食業を目指しています。

そして、希少価値が高く海外でも人気の高い白いちごを通して、
生産から廃棄まで資源を無駄にしない、新たな日本の食文化として世界に発信したいというのが、「食と環境で世界を救う」をモットーに掲げる私たちの想いです。



【地方創生の拠点・淡路島の廃校CYCLE HUB+】

「持続可能な食のリサイクルループ」を実現する舞台は、淡路島・五色にある廃校。
廃校を活用した地方創生の拠点として、廃棄家具のリサイクルや、淡路島で問題となっている放置竹林を活用した竹ビニルハウスの建築、リサイクルを学びながら泊まれる宿泊施設の企画など様々な取り組みを行っています。



そんな淡路島の廃校で、白いちごの栽培に携わってくれているのは、
浜田化学商事部アグリ課のヒデさん。

浜田化学がこの廃校を循環の発信地として活動拠点にした当時は、
当然校庭もまっさらな状態。
ビニルハウスも何もないゼロからのスタートでしたが、
今ではミシュラン掲載店や高級ホテルからもオーダーをいただくほど
美味しい白いちごを栽培してくれています。

白いちご栽培も今季で6作目。
これからも、地球にもカラダにもやさしく、美味しく。
より進化し続ける白いちご淡雪を、ぜひ応援よろしくお願いいたします!

私たちの取り組み ピックアップ!

  • 廃食油リサイクル
  • 食品残渣

資料請求はこちら

ホームへページの上へ